人間の証明最終回。

前回が微妙なところで終わったので
あと1hで終わるんだろうかと思ってたんですけど
やっぱりなんか無理やり終わらせた感がしましたね。



最後みんな改心しちゃうのはどうかと思うけどなぁ。
棟据には乗り越えてほしかったけど
郡恭子には自白はしてほしくなかった。


たるみは最後に恭子は自殺すると思ってましたから。
事件のことをしたためた遺書を残して・・・



なんか息子も中途半端になったし、
りりぃが殺された理由は触れられなかった。


その辺は不満かな。




全体を総括すると・・・


この本が書かれたときの時代背景と今の時代背景が違うから
理解するのに難しいところがありました。
横須賀米軍とか全共闘とか。
まだ生まれてもいないのでなんともね。



ただ本当の意味ではわからなかったかもしれないけど
想像することはできました。


たるみの中で一番きつかったのは
石田あゆみが棟据に言った一言です。
「あんたはなんで警察官になったの?」


この一言は重かったなぁ。

全てのよりどころであった警察、警察官という仕事も
自分の父を見捨てていた。
どこにもぶつけようのない怒り。
そして30年かけて積み上げてきたものが否定された。


これを乗り越えていくというのは見ごたえがありました。



それに竹野内かっこいいねぇ。やっぱり