ERを見て。

とびとびだけど見てたりします。
話自体は救急救命室が舞台だから、重いよ。
本気で救われないエピソードとかもけっこうあるし。


作品自体はスピード感があって50分が
あっという間に過ぎてしまうくらいおもしろい。
一日に複数の患者に接していくから話に勢いがあるんだよね。
場面がどんどん変わるし。


現実の医療の世界もあんな感じで時間があっても
足りないくらいなんじゃないかなと思ったりする。
日本の医療ドラマみたいに一人の患者にスポットを当てて
医者が紳士に治療に取り組むっていうのは
ちょっとリアリティの面で欠けるんだよな。
紳士に接してくれるというのを全て違うとは言わないけど
医者はそんなに暇じゃないだろと。


日本のドラマってほとんどこのパターンで
警察は一つの事件が解決するまでかかりっきりだし
時には検察官が街を出歩いて事件の調査をしたりする。
どう考えてもありえないもん。
そんなペースじゃ24時間仕事したって終わらないってw



短く限られた時間の中で細かい決断をしていく。
つまり他の選択肢を捨てていく。
引きずっていてはやっていけない。


人生もそうじゃないかなぁ。
捨てる勇気を持てるか。
捨てるものはナンだろうな。
とりあえずお腹についているお肉ともう一つの鎧はいらないね。