サイン。

今日は生まれてはじめて?サインをもらいました。
(過去にゴレンジャーのサインをもらったけどあれは人じゃないんで)


サインをくれたのは
フォトサッカージャーナリストの宇都宮徹壱氏です。
ウチの大学で授業を持ってらっしゃってて
その授業に潜って授業後にサインをもらいました。


授業の内容もなかなかコアでした。
ときおり取材活動の裏話もしてくれてボクはニヤリとしてたけど
あまりサッカーに興味のない友人にはさっぱりだったようです。


ちなみに今回のテーマは
イギリスという単一の国家になぜ4つそれぞれの
サッカー協会があり代表チームもそれぞれあるのか。」


今イギリスで2012年?に開かれるであろうオリンピックに
イギリス代表チームを派遣しようという動きがあって
ニュースになってるからホットな話題ではあるかなと。




授業後宇都宮氏に伺ったところ
実はイギリス代表を作るなんて話は
IOCのお偉いさんやらイギリスの招致委員会みたいなところの
お役人たちでイギリス招致の目玉として政治的な意味で話が出た程度で
各協会およびそれぞれの国民はひややかに見てるそうです。


まあ当たり前だわな。
サッカー好きのボク的にもありえません。
それぞれの代表チームに色というかイメージがあるんです。


2002年ワールドカップの予選の
アイルランドにしびれたよなぁ。
あの愚直なまでのスタイルに。

突破力のあるキルバーン11とハート3の左サイドから
精度の高いクロスもしくは最終ラインからのフィードを
ワントップのクイン9にあてて
こぼれたところをロビー・キーン10(もしくはダフ)が狙い
ボランチロイ・キーン6とキンセラ8(もしくはホランド)が
こぼれだまを徹底的に拾いまくる。
そしてこれを何度も何度も繰り返す。

その結果ユーロ2000ベスト4のポルトガルとオランダと
同居したにもかかわらず予選で負けなし。
プレーオフの末に出場した本大会でも
もちろんこのスタイルを継続して(ロイ・キーンの離脱は予想外でしたが)
ドイツ戦とスペイン戦ではロスタイムで同点に
追いつき大きなサプライズを与えてくれました。

最終的にスペインにPK戦で敗れたので
ベスト16どまりだったけど
予選を通じて無敗だった(予選7勝3分け、本大会1勝3分け)
この大会では誤審が多くあったり
欧州トップリーグに所属する選手の
コンディションがみんな悪かったり
ケガで出場すらままならなかったりで
いい思い出がない中アイルランドの健闘が唯一の救いだったなぁ。

個人的な思い入れたっぷりだけど
そんなアイルランドイングランド
一緒のチームでプレーするなんて想像できません。
泥臭いベッカムとかなんか違う気がするし、
旧ソ連や旧ユーゴとは背景が全く違うし。
とりあえず実現の可能性は低そうなので
ほっとしました。

最後に
アイドルのサインとかもらって喜んでいる人の気持ちがはじめてわかったような気がします。
別にキャーキャーいうわけではないけど
自分もミーハーなのだと再認識しましたw