自由。

「まぁなんということでしょう」
「大改造!!劇的ビフォーアフター」のナレーションより


この番組はリフォーム番組なわけだ。
匠と称する一級建築士の皆さんが派手なリフォームを必ず予算内で仕上げて
家族に感謝されるあの番組だ。
1千万規模のリフォームなんてそんなにガンガンあるのか?
(以前説明会でリフォーム会社のブースに行ったときに
建築士の人に「リフォームって基本的に地味よ」と言われたもんで。)
という疑問を感じつつたまに見るね。
親に聞いた話だと水周りのリフォームをすると
かなり金額がいってしまうらしいけどさ。


この番組見てるとたまにちょっとやりすぎという
リフォームもあるなぁと思う。
家族(ユーザー)の自由が全くないようなリフォームを
やってしまう人がたまにいるんだよね。
これは食事をするときのテーブルです!
とか
これはここでちょっと休めるスペースでいすが出てきます!
とかさ。


うまくあってるときもあるんだけど
これは使わねぇよという時もある。
どのように使うかはある程度
ユーザーに対して自由を与えてあげないと。
ユーザーの好みだって事情だって時間がたてば変わるんだから。
それにあんなに特殊な加工ばっかりしていいの?
次にリフォームする時とか故障した時とか大変だと思うわ。
お金もようけかかりそうやしね。
一生その匠さんが面倒見てくれるならいいけどさ。


基本的に使い勝手のいい収納がたくさんあって
スペースを有効に使っていて日当たりさえよければいいのだよ。
そう思うね。


しかし家関連の番組って違法建築とその業者をとことん叩くか、
素晴らしい家を褒めちぎるかどちらかしかないね。
Before afterも基本的に後者のスタイルだな。
鈴木その子さんが生き返ったのかというくらい
強烈なライトを家に当てて撮影してるし(笑)


渡辺篤史建もの探訪も後者のタイプだ。
明らかに10人中9人が
なんでこんな使い勝手の悪い、趣味の悪い家を作ったんだろうと
思っていると思われる家でも
渡辺さんは絶対否定的なコメントを発しませんw
プロの仕事です!w


まぁこの番組は「これはないな」と思っていても
それを口にするのを我慢する渡辺さんや、
苦笑いしながら他の話題に切り替える
渡辺さんを楽しむ番組です。


リフォームは自由が大事。
テレビもそれぞれが自由に楽しむことが大事。
それが一番大事w(→ちょっと懐かしい。)