失敗するべくして


失敗している。
このままではどうしようもない。


お客さんの要望を聞いたうえで
その要望を満たし、
かつその要望を実際に行った完成図をイメージし、
リスクを説明しなくちゃいけない。事前に。
そして受けたからには
プロとして、要望を満たしつつ、
カタチにまとめあげなくてはいけない。


それがプロ。



施主さんというのはとかく無理を言います。
途中で話が変わるというのはよくあることのようです。
できあがりが気に入らなければ
文句を言うのがお客さん。


どんな風に、どんなイメージで
とりつけたいのか。
こんな風にしてくれ。
といって実際やっても
気に入らなければクレーム。


たるみも特殊な状況では
判断ができない。
最終の出来上がりをイメージできない。


でも受けていかなければ
仕事も覚えられないし
会社で生きていけない。


メーカーにふるのも選択肢だったが
そのことに気づいた時には
機会を逸していた。


またふってばかりいたら
自分の存在価値は何だろうというのもあった。
結局失敗した。
この仕事って
いろんなことを手広くやれないといけない。
中間業者だから。
専門のメーカーや施工業者と施主との
橋渡し、金額交渉が仕事なんだ。
仲介料で食っている。


施工業者は直では工事を請けないから
その点ではうちの存在意義もあるんだろうけど。
たるみは説明の段階では
自社のオリジナル製品を
自社の工場で販売して・・・
と聞いていたので
ずっとそのギャップに苦しんでいる。
実際はディーラーだった。


広く、浅く、人脈と有力メーカー、業者との
つながりが広いことを武器にして
いろんな工事や注文を請ける。


専門性を獲得するというにはお寒い状況だ。
お客さんは内装のプロと見るわけだから
タチが悪いよね。


結果きちんと納品、作業できることが
お客さんにとっての最善の利益であることはわかっているんだけど
じゃあうちらは何のために存在しているのか。
その辺が希薄になって、
元から希薄で。


そして怒られてばかり。
談合も普通にある。
心と体がスピードにおいつかない。
仕事もたまっている。


年内にやっておかなければいけないこと。
たくさんあるよ。
まずはそれをやろう。
1月以降に布石をうっておかないと
と思ってあせるけど。
まずは目の前の現場片付けないと。