その場しのぎ


その苦しい思いは



誰のために


たがために



自分自身のみで


意思決定していることなど



それはそれはわずかなことなのかもしれない。


そう感じずにはいられない。



何かを決めるにしても
いつも切迫している。




周りの目を気にしているのか。




このままではだめなことはわかっている。




デメリットシステムか。




何をするにも気になってしまう。




何もしないことが善なのか。




リスクを負って攻める。
前へ進む。



前へ進むということもリスクであり
その場にとどまるということもリスクを内包する。






答えは出ている。




その前提に立った上で、



それでも覚悟が足りないのか。




したたかに。
それでもしたたかに。
そして誇り高く。



無用。



実力の伴わない誇りなど
空虚に他ならず。



なぜに。



なぜに。




なぜここまで傲慢に
しかも自分だけは自分だけは。


今に何かぼろをさらけ出す。
そしてそのぼろをさらけ出す不安に押しつぶされそうになる。



失敗が口を広げて待っている。



失敗するのがいやなら



何もしなければ失敗しない。



そうしてその場にとどまり続ける。






高校生になったから


社会人になったから


大人になったから



30歳になったから。



肩書きによってそれ相応のスキルが
身につくわけでもない。


その肩書きが求める水準が刺激を与えると同時に
圧迫感をその身にうけもだえることを否定できない。
しかしその肩書きが持つ常識、水準に
依存し、それ以外に判断基準を持たない状況に
安堵感を覚えている自分もいる。



私はたがためにここにいるのでしょうか。



その場しのぎを繰り返す日々。



最近ではその場にとどまることも
時に居心地が悪く
そして災難も積極的に的を絞って襲い掛かってくる。


ただ楽なほうへ楽なほうへ
気持ち的に精神的に楽なほうへ


流されて流されて。



自分で決めるということが



恐ろしく怖いことのように感じられるのです。




それから逃げているのです。