哀しさあふれる運命の日。


かたや栄冠を目指し
かたや奈落から回避のためもがき


頂上決戦とまで言われていたあの頃を思えば
なんだか哀しい。



いい状態というのは
完全であることというのは
そうずーっと続くものではない。


自分のことに置き換えてみても
これまでの人生でもそうだった。
そこを受け入れられるかどうかで
心安らかに生きられるかどうかが変わってくる。

それが学んだことだ。




過去の栄光にとらわれて
ノスタルジックな気持ちになりつつも
現実を直視し、
今はあの頃のクオリティを求めることはできないのだと
受け入れる。


その上で
今日は走り続けてほしい。
気持ちがあふれる試合をしてほしい。